ガルグ(garug)のブログ

ビジネス書、英会話、プログラミング

【人を動かす】おすすめの自己啓発本 ~書評・感想:書籍・Audible(オーディブル)

おすすめの自己啓発本、D・カーネギー著【人を動かす】。「7つの習慣」と双璧をなすくらいのド定番の1冊ですね。

今回はあらためて、書籍[完全版]・Audible(オーディブルで読んで(聴いて)みましたが、「人間関係における不変の原則」にあふれたこの本は、繰り返して触れることが必要な1冊だと思います。「80年以上読み継がれてきた不朽の名著」と言われるのは伊達ではないです。

 

 【人を動かす】おすすめの自己啓発本 ~書評・感想:書籍・Audible(オーディブル

セールスマンからベストセラー

言わずと知れた、ド定番の自己啓発本【人を動かす】。1930年代後半に書かれたものなので、80年超にわたりロングセラーとなっている1冊ですね。

著者D・カーネギーは、セールスマンの仕事を経て、YMCAの「話し方」講座を受け持つようになり、その後、人間関係についての講義を基にした本書を著したとのこと。

ちなみに、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーとは全くの別人ですが、同氏は頻繁に本書に登場します(笑)。

 

史上初の人間関係の技術書

著者は、対人技術を磨く講座を開くにあたり、人間関係についての実用的な教科書を探しました。しかし、そのような本は存在しなかったと。このことが、本書を書いた理由であると著者は述べています。

つまり、本書は「史上初の人間関係の技術書」であるということになります。

 

多彩な登場人物をもとにした、人間関係の原則

本書では、人間関係における原則について40個近くにわたり紹介されていますが、実際のエピソードを踏まえて解説が進んでいきます。

その中では、

のほか、後半では

まで、多彩な登場人物によるストーリーは読みごたえがあります

 

そして、その中では

  • 人間の取扱説明書
  • 人に好かれる
  • 相手を同調させる
  • 人を変える
  • 敵を味方に変える
  • 家庭生活を幸福にする

について、全部で40個近くの原則が述べられます。

 

結婚生活の最重要課題

 今回読み直してみて、印象に残ったのは「家庭生活を幸福にする」の章にある、

  • 結婚生活の最重要課題

と大真面目に書いてある原則ですが、その内容は、夫婦の夜の生活についての良書を読むべし、というものです。

10件中9件の離婚が、このことがなんらかの原因となっている。そして、このことが「人生の最重要問題なのは明らかだ」との学説などが、本書のような不朽の自己啓発本で解説されていることは、なんとも興味深いですね。

  

Audible(オーディブル)でも聴いてみる

350ページを短時間で読了

私の場合、アマゾンのAudible(オーディブル)であわせて定期的に聴いています書籍で350ページほどの内容が約10時間のボリュームとなっているのですが、慣れてくると最低でも2倍速では聴けるようになるので、約5時間程度で完読(完聴)することができます

 

気軽に聞き流すだけでOK

例えば、

・夜寝る前に、月~金に1時間ずつ聴くと自然と読了

・朝の通勤時に、片道30分ずつ聴くと月~金で自然と読了

といったかんじで、「読むぞ!」と肩ひじ張らずに、自然に読み終えることができるので、この本に限らずAudible(オーディブル)は本当におススメのツールです。
なにより、ダウンロードできてオフラインでいつでもどこでも聞き流しできるのがよいですよね。

(※なお、よく紹介されているように、初回1冊は無料、あとは1,500円/月で毎月1冊どれでも購入可 です)

ちなみに、
本書のレビューを見ると、「各章の合間合間にある変な音楽と、英語のタイトルコールが煩わしい」という内容もありますが、私はかえってそれが愛嬌があって好きなほうです。

 

繰り返し読み込む(聴きこむ)ことで効果が発揮される

おすすめのド定番。「7つの習慣」と並びザ・自己啓発本ともいえる【人を動かす】

今回はあらためて、書籍[完全版]・Audible(オーディブルで読んで(聴いて)みましたが、「人間関係における不変の原則」にあふれたこの本は、繰り返して触れることが必要な1冊だとつくづく思います。

なにせ、「人間関係における原則」が40個近くあるので、読むたびにそのときそのときの自分に足りないものが浮かび上がってくるように思います。しかも、その内容はどれもいたってシンプルなので、行動に移しやすいのもありがたいです。ただ、理解しても行動に移すかどうかは自分次第であるのは言うまでもありません(ほとんどの人は行動まで至らない??)

「80年以上読み継がれてきた不朽の名著」と言われるのは伊達ではないです。すべての人に繰り返し読み込んでいただきたい1冊です。

 

Copyright ©ガルグ(garug)のブログ All rights reserved.

プライバシーポリシー等