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【7つの習慣】おすすめの自己啓発書 ~感想

おすすめの自己啓発書【7つの習慣】を全て身につけて毎日実践できたら、「人格主義の回復」という副タイトルのとおり、あなたも人格者として成功できることは間違いない?

  

【7つの習慣】おすすめの自己啓発書 ~感想

「7つの習慣」とは

第1の習慣  主体的である
(パーソナル・ビジョンの原則)
第2の習慣  終わりを思い描くことから始める
(パーソナル・リーダーシップの原則)
第3の習慣  最優先事項を優先する
(パーソナル・マネジメントの原則)
第4の習慣  WIN-WINを考える
(人間関係におけるリーダーシップの原則)
第5の習慣  まず理解に徹し、そして理解される
(共感によるコミュニケーションの原則)
第6の習慣  シナジーを創り出す
(創造的協力の原則)
第7の習慣  刃を研ぐ
(バランスのとれた最新再生の原則)

 

「7つの習慣」をざっと並べると以上のとおりですが、
第1~3の習慣=私的成功(依存から自立)
第4~6の習慣=公的成功(相互依存)
と位置付けられており、
最後の7の習慣(最新再生して磨きをかける)により、真の自立・効果的な相互依存を実現していく、とされています(成長の連続体)。

実は、これらの「7つの習慣」は、どれも常識としてすぐに認識・理解できるものですよね。
ただし、正直、7つの習慣を全て「実践」するのは非常に困難。むしろ、これら全部を毎日きちんと実践できている人などいない、と本書の末尾でも書かれています。

 

まずは、「主体的である」ことから

7つの習慣は、「いかに実践してくか」が大事だということですが、やはりまず、第1の習慣「 主体的である」からスタートしていくことが大事ですよね(もちろん、全ての習慣を意識しつつですが)。

とりわけ、
「反応的な言葉」ではなく、「主体的な言葉」だけを発する
「影響の輪」に意識を向け、行動

については、有名でありふれた内容ではあるものの、なかなかできるものでは無く、重要な内容だと思います。

少し意識した「言葉を発する・行動をする」ことを毎日実践することは、家族のような距離の近い関係においては特に大切さを増しますよね。
(毎日笑顔で挨拶する、毎朝10分だけ家事をする だけでも違ってきますから)

 

 「7つの習慣」の土台となるもの

インサイド・アウト

 本書は、タイトルのとおり「7つの習慣」それぞれについての記述がメインの内容ですが、第1部「パラダイムと原則」で述べられている、人格を土台としたインサイド・アウト」という概念が、きっとすべてのベースですよね。

一言でいえば、
自分自身の内面から始める
ということです。

その際には、
「原則」を中心に据える
ことを忘れてはいけません。

「原則」とは、公正・誠実・正直をはじめとした、人間の有意義なあり方を支配する普遍的にして絶対的な法則のことです。

 

「新しいレベルの思考」

これまでの自分自身に置き換えて考えてみると、
うまくいかないときに、
・上司や家族にも原因があると考える
=自分自身の外面から始めている
(自分自身の内面から始めていない)

また、日常生活全般において、
・ 自分のことより、仕事や子供のことが重要であると考える
=仕事・子供を中心に据えている
(原則を中心に据えていない)

といったように、「7つの習慣」づくりの土台となる考え方、本書でいうところの「新しいレベルの思考( 原則を中心に据え、人格を土台とした、インサイド・アウトのアプローチ)」ををまず身につけなければなりません。

 

「 人格主義の回復」 今からでも始めよう

本書の副タイトルは「人格主義の回復」。最初に見たときは「当たり前やん」というのが正直の感想でしたが、通読して「7つの習慣」を自分にあてはめると、「何もできていない」ことに愕然とします。

本書の実践を「今からでも始めよう」とスタートして約半年。自分が変われば周りが変わることを、少しずつですが感じています。

本書でも述べられているように、折にふれて何度となく読み返すたびに、この本の内容の重要さが分かっていくかもしれません。

自己啓発書はこれ1冊読むだけで十分。あとは実践するのみ。」と多くの人が口をそろえて言っている理由は、読めば分かります。アドラー心理学をベースにした「嫌われる勇気」や仏教の教えをベースにした「反応しない練習」にも通じるようなことが書かれていますよね。
ぜひ手に取って読んでいただきたい、おすすめの1冊です。

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